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Ｑ．外壁の塗り替えの時期や商品による違いを教えてください。

外壁だけではなく、屋根や雨どいなども含め、塗装は10〜12年に１度の塗替えをお勧めします。
塗替え時期の目安として、塗装のヒビや色褪せ、苔やカビがついていたり、触ると手に白い粉がついたりすることなどが挙げられます。 また塗装の種類は、次に示すように耐候性とコストによってさまざまです。

◆ 合成樹脂調合ペイント（耐候年数：3〜5年、コスト：安）◆
　　　…　最も安価で従来多用されてきた塗料。
◆ アクリル樹脂（耐候年数：5〜8年、コスト：中）◆
　　　…　合成樹脂調合ペイントより耐候性に優れ、色あせしにくい。
◆ ウレタン樹脂（耐候年数：8〜10年、コスト：中）◆
　　　…　耐久性、耐候性に優れ、多方面で使用されている。
◆ アクリルシリコン樹脂（耐候年数：10〜15年、コスト：高）◆
　　　…　フッ素樹脂の次に高耐候性。住宅の外壁の塗替えにおすすめ。
◆ フッ素樹脂（耐候年数：15〜20年、コスト：高）◆
　　　…　高耐候性で塗膜はガラス質に近く、汚れも付きにくいが、高価である。
◆ 光触媒塗料（耐候年数：メーカーによる、コスト：高）◆
　　　…　近年開発されてきた塗料で、太陽の紫外線によって汚れを分解し、付いた汚れを雨で流してくれます。

また、外壁を塗替える際には、コーキングも同時にチェックされることをお勧めします。硬くなったり、裂け目がある場合、コーキングの打ち替えも検討が必要です。